Q.これは何でしょうか?
20歳前後の2年間、とある大規模書店で働いていた時期がありました。 本を買った時、よくカウンターで 「カバーをお付けしますか?」 と、 店員さんから尋(たず)ねられますよね。 あの紙のカバーは、売り場のカウンターの中で、接客の合間の時間に、 「折り棒」(かまぼこ板状の物) を使って、書店のロゴ入りの紙を折って 作っているものなんですよ。 (本屋さんによっては、また 15年も 前の話なので、今はもう違うかもしれませんが。) 先日、近所のショッピングセンターに入っている書店で、文庫本を1冊購入 したんですが、その時にお店のカウンターでかけて頂いたブックカバーが、 申し訳ないけどちょっと <雑> な感じだったんです。 紙の折り方が大ざっぱで荒いので、中で本がブカブカ しています。 ただ本を汚さないためのものだから、気にしなければそれで構わないはず なんですが、そこは A型気質のO型 の私 。 (両方の血液型の人、ごめんなさい ^^;) 読みやすいように <ほど良いゆとりがありながらも、本にぴったりフィットしたブックカバー> がいいんです。 そこで、使い古しのカレンダーの紙を、買ってきた文庫本の大きさに合わせて切って折って、カバーをかけてみました。 というわけで、冒頭の Q. に対する答えは A.「手製のカバーをかけた文庫本」 でした。 この日のブログの冒頭でもちょっと触(ふ)れたんですが、 新聞の書評欄で見かけて、面白そうで気になっていた本がありました。 それでその記事の切り抜きを財布に入れて、1週間ほど持ち歩いていたんですが、 先日、店頭でその文庫本の現物を発見しまして。 4・5日間ほど買おうかどうか迷いながら、ときどき本屋さんに立ち寄っていたんですが、 パラパラと立ち読みするうちに、家でゆっくり腰をすえて読みたい気持ちが固まったので、 ついに購入に踏み切りました。 値段にしてみれば、たかだか ¥660 と安価な物なんですが、読み終えたあとも、 手元に置いておきたいかどうかが、購入に際(さい)してのキーポイントになると思います。 読む時期によって、目に入ったり心に染みてきたりする箇所が違ってきそうな 内容だったので、今回は入手してみた、というわけです。 「裁判長! ここは懲役4年でどうすか」 (北尾トロ 文春文庫 ¥660) 裁判所という〝法廷劇場〟で、筆者の北尾トロ氏が傍聴席から観察した、 小さな事件のリポート集なんですが、何とも好奇心を刺激される内容です。 いわゆる 三面記事的な生々しさが満載で、実に リアル なんです。 ( ̄ー ̄) 事件ごとに1から25まで、各10ページの幕に細かく分かれていますので、 もし興味を持たれた方がいらっしゃったら、店頭でチェックなさってみてくださいね。 実は購入した私自身も、恥ずかしながら、まだ少ししか読めていないんですが、 用事の合間をみながら、じっくりと時間をかけて、熟読していく気マンマン!でいます。 そういうわけで、いまだに「つまみ食い」 ならぬ 「つまみ読み」の 段階なんですが、この本から受けた印象で思い出した 昔のテレビ番組がありました。 「ウイークエンダー」 私のブログを読んでくださっているのは、きっと同世代以上の方が多いと思われますので、 「懐かしいなぁ!」 と、この番組タイトルを見て、感じられたのではないでしょうか。 ウィキペディア に、番組に関するかなりの詳細なデータが書かれていて、参考になったのですが、 何度トライしてみても、その検索結果のURL を、この記事に貼りつけることができませんでした。 はなはだ 残念! なのですが、もし引き続きお調べになりたいという方がおられたら、 ウィキペディアトップページの画面左側の 検索 で 「ウイークエンダー」 と入力して、 [表示]をクリックされてみてくださいね。 力不足で申し訳ありません!(-人-;) ウィキペディアの説明から、約9年間続いた番組だとわかったのですが、 私が視聴していたのは小学5・6年生の頃で、後半の期間に含まれる 2年間ほどだったようです。 ちょうど思春期の初めの頃で、ちょっと背伸びして垣間(かいま)見える 《大人の世界》 に、当時の私は興味津々(しんしん) だったようですよ。^^ You Tube (ユーチューブ)動画でも、タイトルロールを見ることが出来る のですが、こちらも掲載に先立ってユーザー登録が必要なようなので、 割愛させていただきます。 上のウィキペディア検索に引き続き、今日は 残念! の2連発で、申し訳ありません <(_ _)> ご覧になってみたいと思われる方は、You Tube 公式サイトの [Search](検索)で、「ウイークエンダー」 と入力してみてください。 (このとき2番目の「イ」は、大文字で入力なさってくださいね。) 2分間弱の懐かしいタイトルロールを、視聴することが可能ですよ。 (懐かしさではイチオシ!です ^^) 現在の私が見ても、当時の都会的なセンスにあふれたオープニングロールは印象的です。 でも加藤芳郎さんがしゃべり始める、番組本編の冒頭部分は、今やっているテレビ番組の 「探偵!ナイトスクープ」 を彷彿(ほうふつ)させるものがあって、ちょっと笑ってしまいました。 (時系列的には、まったく前後しているのですが。) そして中でも、今回私がもっとも感性を刺激されたのは、オープニングタイトルソングです。 バリー・ホワイトの 『ラプソディー・イン・ホワイト』 こちらは HMV のアルバム紹介で、曲のほんのさわりの部分だけですが、クリアな音で試聴できますので、 (今度こそ!^^;) URLを貼っておきますね。 →→ Rhapsody in White (ラプソディー・イン・ホワイト) (曲目とサンプル の2曲目です。) 当時大好きだった曲を聴きながら、ほぼ 4半世紀も前の(!) 土曜日の夜の、 まったりした甘美な感覚を、ふと思い出してしまいました。 (と言っても、週末に祖父母の家に泊まりこんで、沢庵漬と水をお供にテレビを楽しんでいた、というだけの事なんですが ^^ ) 新聞で読みたいと思える文庫本を発見、購入。 → 昔のテレビ番組を、ふと思い出す。 → ネットで検索して発見、視聴できる。 この一連の流れに、「好奇心を満たすには、うってつけの時代になったものだなぁ!」と、 つくづく 感嘆!(かんたん) せずにはいられませんでした。
by fumichoco36
| 2007-06-16 18:46
|
以前の記事
2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||