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文庫本〈発〉 - 懐メロ〈着〉
 Q.これは何でしょうか?

文庫本〈発〉 - 懐メロ〈着〉_a0094526_6373034.jpg20歳前後の2年間、とある大規模書店で働いていた時期がありました。

本を買った時、よくカウンターで 「カバーをお付けしますか?」 と、
店員さんから尋(たず)ねられますよね。 

あの紙のカバーは、売り場のカウンターの中で、接客の合間の時間に、
「折り棒」(かまぼこ板状の物) を使って、書店のロゴ入りの紙を折って
作っているものなんですよ。

(本屋さんによっては、また 15年も 前の話なので、今はもう違うかもしれませんが。)

 

文庫本〈発〉 - 懐メロ〈着〉_a0094526_6374294.jpg先日、近所のショッピングセンターに入っている書店で、文庫本を1冊購入
したんですが、その時にお店のカウンターでかけて頂いたブックカバーが、
申し訳ないけどちょっと <雑> な感じだったんです。

紙の折り方が大ざっぱで荒いので、中で本がブカブカ しています。

ただ本を汚さないためのものだから、気にしなければそれで構わないはず
なんですが、そこは A型気質のO型 の私 。
(両方の血液型の人、ごめんなさい ^^;)

読みやすいように <ほど良いゆとりがありながらも、本にぴったりフィットしたブックカバー> がいいんです。

そこで、使い古しのカレンダーの紙を、買ってきた文庫本の大きさに合わせて切って折って、カバーをかけてみました。

というわけで、冒頭の Q. に対する答えは A.「手製のカバーをかけた文庫本」 でした。



文庫本〈発〉 - 懐メロ〈着〉_a0094526_638182.jpgこの日のブログの冒頭でもちょっと触(ふ)れたんですが、
新聞の書評欄で見かけて、面白そうで気になっていた本がありました。

それでその記事の切り抜きを財布に入れて、1週間ほど持ち歩いていたんですが、
先日、店頭でその文庫本の現物を発見しまして。

4・5日間ほど買おうかどうか迷いながら、ときどき本屋さんに立ち寄っていたんですが、
パラパラと立ち読みするうちに、家でゆっくり腰をすえて読みたい気持ちが固まったので、
ついに購入に踏み切りました。

値段にしてみれば、たかだか ¥660 と安価な物なんですが、読み終えたあとも、
手元に置いておきたいかどうかが、購入に際(さい)してのキーポイントになると思います。


読む時期によって、目に入ったり心に染みてきたりする箇所が違ってきそうな
内容だった
ので、今回は入手してみた、というわけです。



文庫本〈発〉 - 懐メロ〈着〉_a0094526_6381519.jpg「裁判長! ここは懲役4年でどうすか」
 (北尾トロ 文春文庫 ¥660)

裁判所という〝法廷劇場〟で、筆者の北尾トロ氏が傍聴席から観察した、
小さな事件のリポート集なんですが、何とも好奇心を刺激される内容です。

いわゆる 三面記事的な生々しさが満載で、実に リアル なんです。 ( ̄ー ̄)

事件ごとに1から25まで、各10ページの幕に細かく分かれていますので、
もし興味を持たれた方がいらっしゃったら、店頭でチェックなさってみてくださいね。

実は購入した私自身も、恥ずかしながら、まだ少ししか読めていないんですが、
用事の合間をみながら、じっくりと時間をかけて、熟読していく気マンマン!でいます。


文庫本〈発〉 - 懐メロ〈着〉_a0094526_6382718.jpg
そういうわけで、いまだに「つまみ食い」 ならぬ 「つまみ読み」の
段階なんですが、この本から受けた印象で思い出した
昔のテレビ番組がありました。

 「ウイークエンダー」

私のブログを読んでくださっているのは、きっと同世代以上の方が多いと思われますので、
「懐かしいなぁ!」 と、この番組タイトルを見て、感じられたのではないでしょうか。

ウィキペディア に、番組に関するかなりの詳細なデータが書かれていて、参考になったのですが、
何度トライしてみても、その検索結果のURL を、この記事に貼りつけることができませんでした。

はなはだ 残念! なのですが、もし引き続きお調べになりたいという方がおられたら、
ウィキペディアトップページの画面左側の 検索 で 「ウイークエンダー」 と入力して、
[表示]をクリックされてみてくださいね。 力不足で申し訳ありません!(-人-;)
 


文庫本〈発〉 - 懐メロ〈着〉_a0094526_6384367.jpgウィキペディアの説明から、約9年間続いた番組だとわかったのですが、
私が視聴していたのは小学5・6年生の頃で、後半の期間に含まれる
2年間ほどだったようです。

ちょうど思春期の初めの頃で、ちょっと背伸びして垣間(かいま)見える
《大人の世界》 に、当時の私は興味津々(しんしん)
だったようですよ。^^



文庫本〈発〉 - 懐メロ〈着〉_a0094526_639466.jpgYou Tube (ユーチューブ)動画でも、タイトルロールを見ることが出来る
のですが、こちらも掲載に先立ってユーザー登録が必要なようなので、
割愛させていただきます。

上のウィキペディア検索に引き続き、今日は 残念! の2連発で、申し訳ありません <(_ _)>

ご覧になってみたいと思われる方は、You Tube 公式サイトの
[Search](検索)で、「ウイークエンダー」 と入力してみてください。
(このとき2番目の「」は、大文字で入力なさってくださいね。)

2分間弱の懐かしいタイトルロールを、視聴することが可能ですよ。
(懐かしさではイチオシ!です ^^)


現在の私が見ても、当時の都会的なセンスにあふれたオープニングロールは印象的です。 

でも加藤芳郎さんがしゃべり始める、番組本編の冒頭部分は、今やっているテレビ番組の
「探偵!ナイトスクープ」 を彷彿(ほうふつ)させるものがあって、ちょっと笑ってしまいました。
(時系列的には、まったく前後しているのですが。)


そして中でも、今回私がもっとも感性を刺激されたのは、オープニングタイトルソングです。
バリー・ホワイトの 『ラプソディー・イン・ホワイト』

こちらは HMV のアルバム紹介で、曲のほんのさわりの部分だけですが、クリアな音で試聴できますので、
(今度こそ!^^;) URLを貼っておきますね。  →→  Rhapsody in White (ラプソディー・イン・ホワイト)
(曲目とサンプル の2曲目です。)

当時大好きだった曲を聴きながら、ほぼ 4半世紀も前の(!) 土曜日の夜の、
まったりした甘美な感覚を、ふと思い出してしまいました。
(と言っても、週末に祖父母の家に泊まりこんで、沢庵漬と水をお供にテレビを楽しんでいた、というだけの事なんですが ^^ )


新聞で読みたいと思える文庫本を発見、購入。 → 昔のテレビ番組を、ふと思い出す。
 → ネットで検索して発見、視聴できる。
 


この一連の流れに、「好奇心を満たすには、うってつけの時代になったものだなぁ!」と、
つくづく   感嘆!(かんたん) せずにはいられませんでした。
by fumichoco36 | 2007-06-16 18:46


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