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母きたる - 突然の来訪編 -
昨日の午後3時すぎごろ、ブログの更新作業をしているさいちゅうに、玄関のチャイムが鳴らされました。
ピンポーン♪

何かの勧誘かセールスである場合がほとんどなので、居留守を使う事も多いのですが、
続けて、 コンコンッ! とドアをノックする音が。

「おや?」 と思ってインターホンに出てみると、実家の母が突然やって来たようです。
鍵を開けて中に入ってもらいました。

話を聞くと、これから友人に会いに行くという前に、お土産 を持って我が家に立ち寄ってくれた、との事でした。

「先に連絡をしといてから、来てくれたらいいのに。」

以前から何度もお願い しているのですが、脊髄(せきずい)反射的な行動力の持ち主である母 には、
残念ながら、どうしても伝わらないようです。

言いたいことはあるのですが、それはこの記事の最後に書かせて頂きます。

まずは、ありがたく頂戴した頂き物について、ご紹介させてくださいね。


母きたる - 突然の来訪編 -_a0094526_13125957.jpg1品目は 「母特製のちらしずし」 です。
午前中から準備してくれたのでしょうか。 ありがたい事です。

私にとっては、子供の頃から慣れ親しんでいる、
母の味の1つです。

見ただけでわかるほど、舌になじんだその味は、
うまいまずいといったレベルの話ではありません。
(もちろん、とってもおいしく感じるのですが)
私のDNAにすりこまれた、「問答無用、これこれ!」
言いたくなるような、味わいの一品です。


    余談ですが、夜に蛍光灯の光で、食べ物をおいしそうに撮るのは、やっぱり難しいですね。
    わかっているので、それなりに心してがんばってみたのですが、
    ラップフィルムに光が乱反射したりもして、余計にイマイチ感のただよう、残念な仕上がりなってしまいました。




母きたる - 突然の来訪編 -_a0094526_13131779.jpg
2品目は 「かきあげ」 です。
こちらは母の作る料理のバリエーションの中では、
ちらしずしに比べると、比較的新しい部類に入るものかもしれません。

材料や味などの詳細については、また次のブログ記事で、
触れていきたいと思います。

母 「あとは簡単な汁物 でも作って、献立にしんさいね。」


ありがとうございます。 
そのお言葉に甘えて、今夜はひと手間抜いて、楽させてもらおうっと!




母きたる - 突然の来訪編 -_a0094526_13132974.jpg頂き物はさらに続きます。 3品目は 「お米(5kg)」 です。 しかも新米

普段我が家で食べているお米は、1kgあたり¥324 という安価のわりには、
味のいいものだと、購入先の精米店のかたがおっしゃる品種のものです。
(ブレンド米ではなく単一品種だけれど、大量販売できないので、銘柄は秘密だとの事。)

それはともかく、いくら車での来訪とはいえ、5Kgもの重たい新米を、
よくぞ持ってきてくれました! 
お米は言わずと知れた必需品なので、本当に本当に助かります。

米袋の品種名の欄には、「あきたこまち」 とマジックで書かれていますが、
母の話によれば、袋の中身の上側は 「コシヒカリ」 、下側は 「あきたこまち」
入っているとの事です。

その味の差が分かるほど、私の舌は鋭敏ではなかろう、とは思いますが、
教わったとおり、水加減を少し控えめにして、炊いてみますね。 楽しみ楽しみ~ ♪ 




母きたる - 突然の来訪編 -_a0094526_13134229.jpg最後の4品目は 「乾麺(2品)」 です。
「舘林うどん」 なる銘柄のもの2束と、どちらかからの到来物(とうらいもの)
であろう、黒帯のついた高級そうな 「素麺」 5束です。

我が家のにはまだ、夏に買った
「大門素麺」(9月19日ブログ参照)
ストックもあるので、
これだけの量の乾麺があれば、ひと冬は越せそうです。(笑)


母 「ゆでてそのまま食べると、しょっぱいよ。」
こんな発言あたりが、‘親子’であることを象徴していますね。


乾麺はゆでた後、流水で軽くもみ洗いして、ぬめりと塩気を取るものだと、承知しています。
しかし母の中での私は、いつまでたっても子供のままなので、前述のようなセリフが出てくるようです。 照れくさいですね。


何はさておき、いろいろと持ってきてくれて、本当にありがとう!  


でもこの場を借りて、言わせてほしい事があります。
このあとの文章は、ちょっと私信めいた内容になってしまいますが、読んでいただいている皆さん、どうかお許しになってくださいね。


ぜひ事前に連絡してから、来ていただきたいのです。

お母さんなりの事情も、きっと色々とあるのでしょう。 
しかし突然訪問されると、不在にしているかもしれないし、 昨日のようにたまたま在宅していても、
人と会うつもりがない時の私は、スッピンで部屋着姿 のままですよ。

そんな丸腰(まるごし)同然の状態で、出迎えるしかなかった状況の中で、全身を見回されて眉をひそめながら
「まぁ~!」 などと気の毒そうに言われたのは、申し訳ないけれど非常に、いたたまれない気持ちでしたよ。

お母さんから見たら、きっとさえないであろう、私の 「血色の悪い顔色」 や 「細すぎる腕」 は、
事前に連絡さえあれば、お化粧や長袖で、それとなくカムフラージュしておけたんです。

お互いが気持ちよく会うために、そのあたりのところを御一考していただけたら、と思うのですが、いかがでしょうか。
by fumichoco36 | 2007-10-12 21:57


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