購入編 → 下ごしらえ編 → 仕上げ編 と延々続きました、ハヤトウリに関するレポート。 今回の 「味わい編」 で、ついに幕引きと あいなります。 (青太字をクリック していただければ、各記事に飛びますよ。) 皆さんにおかれましては、もうお腹いっぱいの事かもしれませんが、 どうぞ最後までおつきあい下さいますよう、よろしくお願いいたします。 (硬っ!笑) というわけで、さっそく。 ・生のものは、青ウリ と似ている。 夏場が旬の 青ウリ は、キュウリやナスのぬか漬けと一緒に、 お皿に盛ってあるイメージが、私の中にはあります。 皆さんの中にも、食べた事があるとおっしゃるかたが、きっと多いのではないでしょうか。 同じ ウリ科の仲間 なので、当然といえば当然なのですが、 パリパリとしたみずみずしい歯ごたえが、とてもよく似ています。 今回は、「かき醤油 ・ クルミドレッシング」 と、和洋2種類の調味料を、 それぞれ味の仕上げに試してみて、どちらでも OK の結果が出ました。 ハヤトウリ自体の味がそれほど強くないので、 サラダ食材として、色々なドレッシング類の味に対応しそうですよ。 ・火を通したものは、冬瓜やズッキーニ に似ている。 皆さんは 冬瓜 を召し上がった事がおありですか? 私はスープやおでんの具材として、食べた事があるのですが、 冬瓜そのものには ほとんど味がなくて、出し汁の味をしっかり含んでくれます。 今回みそ汁の具にしたハヤトウリも、まさにそんな個性の持ち主でした。 短時間で軟らかく煮えてくれて、調理も楽でしたよ。 調べてみると、夏の旬野菜である 「冬瓜」 には、 体を冷やす作用 があるんだそうです。 でもなぜか、その冬瓜とほとんど同じ味と食感のハヤトウリを、汁物の具にすると、 のスープを抱き込んで、周りの汁よりも熱く感じるほどでした。 食後に茶わんを洗っている時にも、 体が ポカポカ と暖かく感じたのは、気のせいだったのかな? というわけで、ハヤトウリは生でも煮てもおいしかったです。 炒め物にするレシピもあるようですよ。 食材としてとても気に入ったので、またタイミングがあえば、買ってきたいと思います。 皆さんが店頭でハヤトウリを発見された時に、 この記事で見かけた事を、どこかで思い出していただければ、ちょっとうれしいです。(笑) さて、ここからは エキシビジョン! という事で。 手持ちの残りが徐々に減ってきたハヤトウリ。 みそ汁にする前のお湯を沸騰させる時に、大き目に切って、ゆがいてみました。 中まで軟らかくなったら、お湯から引き上げてザルに取ります。 鉢に盛って、ゆずみそ を添えて、上に生わかめを飾ったのが、下の写真の1品です。 これまでの記事中で何度か、「ハヤトウリそのものは、味が強くない。」 と書いたんですが、 ゆでたそのままの物を、あえて何の味付けもしないで食べてみると、野菜本来の甘味がかすかにしました。 これにちょびちょびと、ゆずみそを付けながら頂くと、滋味深くて ほっこりとした味わい でしたよ。 記事を書くにあたって参考に開いたレシピ本の中の 「冬瓜」 に関する1文に、こういう記述がありました。 『味があるような、ないような冬瓜をおいしく感じるのは、大人の証拠かもしれません。』 同じ事はハヤトウリにも言える、と思ったのですが、 「こうしてみると、すっかり ‘大人の味覚’ になったのだなぁ・・」 などと、変なところで感慨にふける 秋 なのでした。
by fumichoco36
| 2007-11-11 07:33
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