ひとつ前の記事の続きです。 なかなかカップケーキの記事に入れませんが、どこかで無意識に避けているのからなのでしょうか。 予定通り、里芋 を入れたおみそ汁を作りましたよ。 まず洗って皮をむきながら、カビや赤っぽく変色した表面の一部分を、きれいに取り除きました。 里芋には特有のヌメリがあるので、皮をむくときに手を滑らせて、包丁でケガをしないように気をつけなければなりません。 2ヶ月半前に大根を薄切りにする時ケガをした経験者 は、実感をもって語ります。 食べられない部分を除いて、白いきれいな実だけにしたあと、ひと口大に切り分けます。 今回は里芋以外に、これからの季節が旬の 白菜 も合わせてみました。 緑色の葉っぱの部分は別の料理に使ったので、白い茎の部分を中心に、こちらもひと口大にします。 水の段階から、里芋と白菜を鍋に入れて火にかけます。 あとは軟らかくなるまで、と煮て、火を通していくのですが、 里芋を入れた場合には、鍋にフタをすると、吹きこぼれる事を忘れていました。 弱火の状態にしていても、里芋のヌメリ がお湯の中で見えない膜を作るためなのでしょうか。 今回も調理中にうっかり、1度ふきこぼしかけてしまいました。 すぐに気がついて、鍋の上のフタを少しだけ斜めにずらしましたよ。 2種類の野菜が軟らかくなったところを見計らって、顆粒状の和風だしの素を、鍋に少々加えます。 ちなみに今我が家で使っているのは、こちらの商品です。 素材力 無添加 いりこだし お徳用 (理研ビタミン) さらに味噌も溶き入れます。 使用した味噌は、メーカーのHPにさえも載せられていない廉価(けんか)版の商品で、 スーパーの¥105コーナーで買い求めたものです。 信州味噌 赤 500g (ハナマルキ) 商品名に 「赤」 と付いていますが、いわゆる 赤だし ではなくて、一般的な茶色の漉(こ)し味噌です。 袋裏側の品名欄にはは 「米みそ」 とありますが、主原料は大豆で、お米も入っているという事のようです。 今回は入れる味噌の量が少なすぎて薄味にならないように、慎重になりましたよ。 とは言ってもそれは気持ちのうえだけで、計ったりなどはしていませんが。 私自身がしょっぱいのが嫌いなので、おみそ汁を作る時には、 だしの素に含まれる塩分と味噌の塩分を足して、ギリギリのおいしい塩加減 を目指しています。 そして時々失敗して、味の薄すぎる 「おいしゅうない 」 一品が出来る事があるというわけです。 この記事を書くにあたって、和風だしの素の外袋の記述を読んでみたところ、 「本品に食塩は加えておりませんので・・」 という記述があるのを発見。 「えっ、知らなかった。 」 と、軽く驚きました。 この種類の商品には、たいてい塩分が加えられているものだ、と思いこんでいたので、 味噌の量をそのぶんだけ、いつも控えめに入れていたのです。 どうりで薄味になり過ぎる時があるはずだわ! 味噌を溶き入れて、一応完成したのですが、視覚的にちょっと緑が足りなかったので、 生わかめ を少量追加しました。 ブログ用写真を撮るつもりにならなければ、面倒に感じて省いていたひと手間ですが、 おかげでわかめの入ったおみそ汁を、食べる事ができましたよ。 微妙に ピンボケ してしまいました。 半年以上もブログをやっているというのに、今だにこの失態です。 写真がじゃっかん小さめなのは、そのアラをなるべく隠すためですよ。 お椀によそった後の写真はありませんが、食べてみると今回もやや薄味だったものの、 ギリギリセーフで 「おいしゅうない 」 ほどの塩味の足りなさは免(まぬが)れました。 欲を言えば、もう少し味噌の味が強いほうが良かったですが。 そして肝心の 里芋 はと言えば、やわらかく煮えていて、かなりいい味を出していましたよ。 あえて遠慮せずに言わせてもらえば、おいしかった です。 ところで里芋って、素人でも自家栽培できるんですね。 父が作ったものは、肌理(きめ)細かい舌触りで、販売されている物と比べても、何ら遜色(そんしょく)ありませんでした。 それから、最後に追加した生わかめ。 鍋の中に入れて 熱を通すと、鮮やかな緑色が冷めて、じゃっかん黒っぽくなる ので、見た目は悪くなるんです。 ですがこうしたほうが、全体の味となじむし、わかめ自体も軟らかくなっておいしいので、 味の面から選ぶと、私は断然こちらが好みですね。 これから寒くなっていくので、個人的にはつらいんですが、温かいおみそ汁がおいしく感じられる時期でもありますね。 旬の野菜を材料に、塩加減の絶妙なものをコンスタントに作れるよう、日々精進したいと思うしだいです。 最後になりましたが、当初はこんなに長い記事にするつもりではなかったので、 写真をたった1枚しか撮っていませんでした。 しかもその唯一の写真も ピンボケ だったし。 テキストばかりの長ったらしい記事になってしまったので、読んでいて皆さん、 さぞやお疲れになった事でしょう! これに懲りずに、どうぞまた見に来てやって下さいね。
by fumichoco36
| 2007-11-30 17:37
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