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近所にあったプラムの木 ③


【立秋】

一年で一番暑い頃であるが、一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。
暑中見舞いはこの前日まで、この日以降は残暑見舞い。

こよみのページ 参照)


今年の立秋は8月7日だったそうですが、
ちょうどそのあたりから朝晩がそれまでより、ずっと涼しく感じられ始めました。

夕食時に飲む冷たいお茶の量が目に見えて減ったのも、
夜のひと片づけを終えたあと、熱いデミタスコーヒーが飲みたくなったのも、ちょうどこの日あたり。

家では短パン姿ですごすことも多かったんですが、
前書き部分の下書きをしている朝7時現在のこの時間は、少し肌寒くてひざ上にバスタオルをかけて作業しています。

こよみを考えた昔の人の知恵って馬鹿にならないですね。 恐るべし!(笑)









ひとしきり高い場所に実っている プラム を撮りおえたら、

今度は地面に目が向かいました。


近所にあったプラムの木 ③_a0094526_20431237.jpg




「どうして収穫しないんだろう・・?」

そう思わずにいられないほど、足元に熟れすぎた実が ゴロゴロ と転がっています。

上を向いて撮影しているさいちゅうに、うっかり踏んづけてしまわないように気をつけたほど。
 


写真は次で最後です。

今回のシリーズ中で一番夢中になって撮ったのは、はからずもこの1枚でした。




近所にあったプラムの木 ③_a0094526_20525099.jpg

アリさん絶賛お仕事中!






プラムの左下側にある影の濃さが、太陽照りつける真夏のあかしです。

ファーブル先生よろしく無心になって、被写体と向かい合っているまではいいんですが。


「ブログにアップしたとき、汚く目に映るんじゃないか?」 という不安も、正直ありました。


カラカラに乾ききった地面の上で、ジュクジュクのプラムに群がるアリ。


コントラストがはっきりしていて、個人的には好きな1枚なんですが、受けとめかたは人それぞれだし。


画面上では静止していますが、アリさんたちはもちろん、忙しそうに動き回っていましたよ。 

ええそれはもう、わっしゃわしゃと!(笑)



ごく自然な命の営みだからこそ、かえってちょっと感動させられました。

「本能で動いているとはいえ、炎天下えんてんかでよくがんばってるよな~!」

もっともその思いをはっきり言葉に変換したのは、今になってからですが。(笑)


しかしそう言いながらも、人間さまである私のほうは、これらの写真を撮り終えたあと

さっそくクーラーのガンガンにきいた近所のショッピングセンターへ逃げこみましたとさ・・

どんとはらい。


どんとはらい 意味









撮影の4日後に、またこの近くを通る便びんがありました。

どうなってるか気になって少し遠目にではありますが、歩きながら木のほうをながめてみたんですよ。

するとはっきりは確認できなかったんですが、赤い実 が緑の葉の間にもうほとんど見当たりませんでした。

おそらく空白期間の間に、収穫されたんでしょうね。

偶然だったとはいえ、あのタイミングで見つけて写真に残せておけたのは、タイムリーでした♪




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広島ブログ

by fumichoco36 | 2008-08-10 09:17


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