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銀歯の入れ換え ②


のつづきです。


それで歯に詰めていた仮セメントを、まず取り除くんですが。

「キュイ~ン!」 っていう、例のドリルを使うんじゃなくて、
細かく砕くようにしながら、耳かき型の鋭利な器具で、手作業で取るんですよ。


歯っていうのは、表面から硬いエナメル質、その内側に少し軟らかい象牙質・・・
という構造になっているそうなんですが。



おととしの秋、初めて銀歯を入れたのは、左奥歯に大きな虫歯ができていたのが、原因だったんです。


そのときにかなり大きく削りこんでいるものだから、今回仮セメントを取り除いてもらうだけでも、

薄い状態になっている象牙質の真下にある神経に、 まあ響くこと響くこと!



「プシュ~!」 というエアーを、ちょっと当てられただけでも、敏感にしみてしまうので、

「もしかしたら、今までの銀歯が入っていた下に、また新たな虫歯ができてたんじゃないか?」

と、心配になったほどでした。



それで先生に、「虫歯には、なってませんか?」 と、たずねてみたところ、

「そりゃ神経のすぐ真上だから、虫歯になってなくても、当たるだけで響くんですよ。」 と。

・・・そうですよね。




仮セメントをきれいに取り除いて、何度かうがいをしたら、
次はいよいよ、先般せんぱん 型取りをして作っておいた、銀歯の登場です!


ではここで。

ちょっと想像してみてください・・・


シリコンを口の中に入れて、型を取ったものは 凹型 ですよね?


そこに石こうを流しこんで、凸型 の歯の立体模型ができるわけです。


文章ではわかりにくいですね。 ハイ。


つまりこういうことです・・・




銀歯の入れ換え ②_a0094526_1554936.jpg


ドスン!

これが実物。 

私の歯の石こう模型です!


(裏側に黒マジックで書いてある、苗字みょうじをお見せできないのが残念なくらいです!)






銀歯の入れ換え ②_a0094526_15562444.jpg


それでわかりますよね?

奥歯にボッコリと、

大きな穴の開いた部分があるのが。

ここに、おNewな銀歯 が、ピッタリと収まっていたというわけです。







正真正銘の、オーダーメイド。

まさに、世界にひとつだけ  ですよ! 

モノは銀歯ですが。(笑)


それはきれいに、ピカピカと  光り輝いていました。

石こう型がまるで、宝石の台座のようにすら見えたのは、ここだけの話です。



つづく
by fumichoco36 | 2009-01-24 17:34


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